2.26.2010

Gary Hurst Interview Part.1

 
 本ブログはTONE BENDERというロック史に欠かせない(そして筆者が愛して止まない)ファズ・エフェクターに関するモロモロを紹介するものですが、最近そのTONE BENDERのオリジネイター、最初の開発者である伝説の技師ゲイリー・ハースト氏にインタビューさせていただく機会を得ました。というか、強引に当方がセッティングして、強引に雑誌に掲載してもらったようなモンなんですが。

 すでにそのインタビュー文は現在発売中のTHE EFFECTOR BOOK VOL.7(シンコーミュージック刊)に掲載済みですが、誌面っていうものはいつの時代も「限りがある」ものでして、発言の意図を変えない範囲で編集・改変され、短縮してまとめた文章になっています。そこで本ブログでは改めて、補足情報なんかも加えて、当方がゲイリー・ハーストに直接聞いたことをなるべく全部そのまま掲載したいと思っています。なお、このインタビューの再掲載に関しては「THE EFFECTOR BOOK」編集部の許可もキチンと得ております(太っ腹な編集部S氏に感謝です。またお好み焼き食いにいきましょう。笑)。
 名前ばかりが先行して伝説化してしまう60年代のロック・ヒストリーですが、その生証人みたいな人に直接当時のことを聞けるのですから大変貴重なやりとりでした。その経緯や、彼の人となり、そして現在もファズとエレキギターに熱い情熱を持つゲイリー・ハースト爺(笑)を、少しずつにはなりますが「GARY HURST INTERVIEW」というタイトルでいくつか連載で紹介していくつもりです。

 なお、掲載した写真は本人から送ってもらった写真ですが、JMIから限定で発売された木製ケース入りの「MK1」プロトタイプの復刻品を丁度彼がロンドンの工房で制作してる最中の写真ですね。

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