8.22.2012
"Bass King" Demo Vids from Manlay Sound
ほえー。今泣きそうになりながら、部屋に籠って仕事しております。最近更新が滞っておりまして、誠に恐縮です。そろそろ部屋から出たいですねー(笑)。さて、その仕事のうちのひとつは、この8月の末に発売されるTHE EFFECTOR BOOK最新号だったわけですが、今回はそのご紹介です。
第17号となる最新号は SYNTHESIZER PEDALS特集、と書いてあります。シンセ・ペダル、と言ってもその言葉の捉え方はいくつかあると思いますが、今回は「ギターでシンセっぽい音を作り出す」ペダル、をおおまかにそう呼んで、一挙に特集してみよう、という企画です。表紙に映ってるのはエレハモのオクターブ生成エフェクト「POG」ですが、そういうのもまとめて「シンセ系」として紹介しているわけですね。
特集の中では、POLYSICSのギタリスト、ハヤシ氏が、自らの足下にズラズラっと並べているMOOGERFOOGERのペダル4つをそれぞれの効用とともに紹介しています。また、「シンセの歴史」といった原稿もありますが、なんといってもギター・エフェクターの雑誌ですので、そういうギタリスト目線でのシンセ・ヒストリーになっています。
なんといってもシンセサイズというのは「合成」という意味なわけですから、何かしらを合成して音を生成すればそれはもう「シンセ」なんですよね。つまり、あまり気にしてい無くともギタリストは結構いつも「シンセサイズ」してるわけです。そんなことにも気付かせてくれる特集になっています。
そして、やはり、というか触れずにはいられない、というわけで、日本のローランドが誇るギター・シンセサイザーの技術も特集されています。実は当方はG-707というヘンテコな形をしたギター・シンセの大ファンだった時期があり(今はもう持っていないのですが)、「やっぱりギターシンセと言えばジグジグ・スパトニックだよね!」と編集長に言ってみたところ、彼はポカーンとしてました(笑)。
さて、「お前のエフェクターボードみせろよ」のコーナーでは、美し過ぎるSSW、セイント・ヴィンセントが登場。そのアンヨが見られるのも楽しい(笑)ですが、ビザールなギターとMIDIコントロールを駆使した彼女のシステムが紹介されています。また、ベテラン・インタビューのコーナーではブルースの巨人、バディー・ガイが登場。快挙です。何が快挙かというと、エフェクターを2ケしか使わないギタリストが、なんとTHE EFFECTOR BOOKに掲載される、という事実が快挙なわけです(笑)。
その他、ベース・エフェクトの雄EBSの特集や、Boot-Leg.のビルダー・インタビュー等も掲載されたTHE EFFECTOR BOOK最新号、8月の末に発売です。ご期待下さい。
さて、以下はスペインのMANLAY SOUNDに関する最新情報をいくつか。んー、ここ最近MANLAYの事ばっかりかいてますね。実は他にも、例えば当方がこないだ入手したばかりのCOLORSOUND製VOX FUZZ WAHの紹介とか、MARSHALL SUPA WAH比較とか、ネタはいくつかあるんですが、いずれも準備(写真撮影他モロモロ)ができていませんので、そのあたりは追って掲載しようかなと思ってます。とりあえず今回もMANLAY SOUND情報です。
先日夏休み(一ヶ月海でグウタラと過ごしてたそうです。いいねえ、海。スペインは海も空も綺麗だもんね……)からやっと帰ってきたビルダーROMAN GIL。早速各種新製品のデモ動画制作に取り組んでいるそうです。
で、今回ご紹介するのは、まだ日本未入荷ですが、いずれ入荷・販売しよう、と思っているベース用オーバードライブ/ファズの2IN1ペダル、BASS KINGのデモ動画二種です。OD回路のほうはブースターとして、そして強烈なファズ・ベース専用に生成したファズ回路、の2つをブッ込んだペダルです。当方もこの動画でしかまだ音を聞いてませんが、面白そうですよね。当方の不勉強のせいで、他に同じようなペダルがどんな種類で出ているのか、リサーチできていませんが、いずれにせよベーシストの方にアピールできる製品だ、と思っています。
ベースの歪み、というのはギターの場合とは別で、アンサンブルの隙間を埋めるためとか、ボトム成分だけでは物足りない時にエッジを立たせたい、なんて時に使う場合が多いかと思われますが、ファズ・ベースはもちろんリード用にも使えますもんね。当方のようなヘンテコな洋楽リスナーの場合、リード・ベースといえばニュー・オーダーのピーター・フックを思い浮かべてしまうのですが、もちろん他にもビートルズから椎名林檎嬢に至るまで、ファズ・ベースの可能性はいくらでも素晴らしい例があるので、是非お試しいただけたらな、と思っています。
とはいえ、まだ未入荷で、コントロールの特性等もまだ当方でも完全に把握できていません。価格もまったく未定なので、偉そうにオススメするわけにはいかないのですが、ともかくMANLAY SOUNDの新製品をご覧頂きました。
MANLAY SOUNDの新製品は、この「BASS KING」の他、既に入荷・販売を開始している18Vブースター/オーバードライヴの PRO SOUND、そしてただ今絶賛開発中、近日登場予定のTONE BENDER MK3クローン(名前未定)もあります。特に最近、当方が家でギター弾く時はいっつもPRO SOUNDを通すようになってしまいましたね。これ、素晴らしいですねえ。ハマりまくってますね。そんな当方個人の好き嫌いはともかく、是非ご興味を持たれた方はお試しいただければ幸いです。
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