11.25.2023

Buzz the Fuzz Original Fuzz Pedal available

 
 ブツはすでに手元にあるんですが、なぜとっとと販売開始しないのか。それには些細な理由がありまして。ひとつはこのファズの名前を決めてないこと(でも名前つけないママにしよっかなー、とも思ってます)。それから、このペダルを入れるちょうど良さげな箱がまだ見つかってない/用意できてない、っていう、結構マヌケな理由です(笑)。

 開発秘話的なものも、いくらでも書くことができます。なんと言ってもこのファズは、構想スタートから実現まで多分4年くらいかかってるから。最初に思いついた時から数えれば10年以上かかかってるんです。いろんな有名ギタリストに試作品段階から試してもらって意見もらったりもしまして。まあそんな話はおいおいどこかで書くとして、まずこのペダルをご紹介せねばなりません。

 当ブログ「Buzz The Fuzz」オリジナルのファズ・ペダルです。基本構造と回路の大まかな原案は当方が考えました。考えただけで、自分ではこのペダルの制作をしていません。回路設計やハンダ作業など、製品クオリティーの製作作業が自分ではできないからです。
 で、日頃お世話になっているアキマツネオさんに相談しました。その最初の相談からもう何年も経ってるわけですが(笑)、まあその長い経過はともかく、2023年のうちに、なんとか完成となりました。このファズ・ペダルの最終回路設計はアキマツネオ氏によるものです。

 まずここで註釈を入れますが、このペダルはBuzz The Fuzzオリジナルのファズ・ペダルであって、当ブログ限定での販売プロダクツとなります。アキマさんに作ってもらったのは事実ですが、アキマさんご自身の機材ブランド「Akima & Neos」製品とは関係ないもので、一般店舗などでの流通もありません。まあ簡単に言えば、当ブログとアキマツネオ氏のコラボ・ペダルとでも思っていただければ幸いです。

 以下、このファズの特徴を書きます。
ゲルマニウム・トランジスタ3石を用いたファズ回路。トランジスタは1960年代の英国ムラード製PNPゲルマニウム・トランジスタを用いています。
●PNP回路で構成されているので、電源は9V乾電池のみ。また、これも往年のファズに敬意を表して(笑)、インジケーター(LED)は付いていません。
●カラーは白(艶あり)と黒(艶消し)の2つあります。ただし中身は全く同じものです。
●フットスイッチは「ON/OFF」のスイッチ(左側)と、「Input切り替え」(右側)の2つあります。この後者の「Input切り替え」がまあまあこのファズのキモです。キモとは言いながらとてもシンプルな構造でして、この詳細は後日別途改めて解説させてもらいます。
●回路の設計はアキマツネオ氏(なので基板にご本人のサインを入れてもらっています)。内部にトリム・ポットが3つありますが、これに関しても後ほど詳細を記しますが「基本的に触るな」というものです(笑)。

 まあぶっちゃけて書きますけど、アキマさんのお時間に余裕があるときに少しずつ作るという体制でやってます。しかもこのブログのみで売る事しか考えてませんので、そんなに作るつもりもありません。可能な限りは作るつもりですが。
 そしてやはり、という話ですが、昔のムラードのゲルマ・トランジスタ(しかもイギリス製!)を扱うとなると、コストもかかるし色々大変です(笑)。

 また、このファズ・ペダルに関して、回路やパーツ等その全てを公開することもしないと思います(トランジスタの型番とか入手経路とかね)。
 新品のファズは音出してナンボ。骨董品みたいなファズを作ったつもりはなく、その独特の音をいろんな方に使い倒してもらいたくて作ってみました。いま「独特の音」と書きましたけど、このペダルは「音」と「使い勝手」が一番のセールスポイントだと思ってます。

 当ブログはTone Benderのことをアレコレと書くブログなわけですが、もちろんこのオリジナル・ファズもTone Benderの音や回路をめちゃくちゃ参照しています(なんといっても、ゲルマ3石でしか増幅してないわけですから、原始的なファズ回路であることに間違い無いス)。ですが回路も音もMK1、MK1,5、MK2、MK3その他諸々のTone Benderとは全然違うんです。
 でも、Tone Benderの時代といいますか、60〜70年代のギター・サウンド特有のあの歪みとフィーリングをギンギンに感じていただけるブツになったと思います。そこがまたファズの面白いところですよね。(この項つづく)

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