2.27.2015

The Effector Book (Vol/26 & Vol.27)


 やべえやべえ。ウカウカしてたら半年くらい簡単に経ってしまうというすっかりボケ老人モードです。ご無沙汰しております。積もり積もったご報告がてら、しばらく続けてブログを更新してみます。

 まずは恒例ですが、THE EFFECTOR BOOKの告知から。すっかりボケ老人化した当方の怠け癖のせいで、すでに2冊も本ができています(笑)。まずは最新のTHE EFFECTOR BOOK VOL.27のご紹介。表紙の桜色の文字が爽やかですが、なんと大特集はCLEAN TONEです! エフェクター雑誌なのにクリーン・トーン! なんとも豪快な特集ですね!

 とはいえ、本誌は「エフェクターなんて使うな!」という特集であるハズもなく(笑)、クリーン・トーンを磨く、という着眼点から、主にハイエンド・コンプを中心に機材紹介が行なわれています。表紙の撮影用にお借りしたこのKATANA SOUNDの青線、チラリと弾いてみましたが、ええもうすっかりラックタイプのコンプと遜色ない、というかそれ以上に細かい設定と使い勝手が優れたペダルだとすぐにわかりました。

 クリーン・トーンというヤツがどういう性質をもっているのか、という理屈を知っておけば、クリーンでない=クランチや激しい歪みを作るときにより簡単に音作りができます。逆に言うと、クランチやオーバードライブの音を作ったときに「あれ?音が大きくならねえな」とかそういうことを感じたときは、クリーンの理屈を知らないから、ということが言えると思います。

 その他、西海岸ギターの両巨頭ともいえそうな、ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサーのペダルボード特集とか、田淵ひさ子嬢の機材紹介&インタビューとか、読み応えガッツリの内容となっております。発売は3月頭です。興味ある方は是非お手に取ってみてください。



 それからそれから、はいスッカリ告知を怠けておりましたスイマセン。昨年の年末には同誌のVOL.26も当然発売されています。今更にはなりますが、そちらもご紹介。

 VOL.26の大特集はブラウン・サウンド! つまり丸ごと1冊EVH特集、に近いカンジの内容です。表紙にはWAMPLERのODペダルが映っていますが、本誌のトビラには歴代マーシャルのヘッド10台くらいをズラズラっと並べた写真が用いられたりしてて、つまりEVHの70〜80年代のあのサウンドはどうやって出来上がったのか、を研究しています。

 EVHのマーシャル・アンプって、いろんな伝説がありますよね?〜年製のプレキシじゃないとあの音でない、とか。パワーソーク通した後にまたヘッドに信号ブチ込んだとか、ホントかどうかわからない伝説が。その辺も本誌でスッキリできるんじゃないかとおもわれます。

 エフェクターの雑誌(笑)ですから、当然のようにエフェクターでEVHサウンドを出すためには、という機材紹介もテンコ盛り。21世紀となった今ではいろんなハイゲイン・アンプがありますが、80年代にはアンプであんなEVHみたいな深み&厚みのあるディストーション作るのって難しかったんですよ(当然当時はエフェクターを駆使することになったわけですが)。あれから30年。今は研究も理論も試行錯誤も飛躍的に進展し、EVHに近づくことも容易な時代となりました。とはいえ、基本EVHはバカテクですから(笑)まずそこからスタートというとっても高いハードルは今も昔も変わりありませんけど(笑)。

 その他、80年代の日本のディストーション・ギターといえば、というわけで外す事のできないレジェンド、ラウドネスの高崎晃氏のインタビューなんかも掲載。80'S HRの世界に興味あるかたは是非。



 さて、当ブログは今後「模様替え」を考えてます。デザイン的な変更とかではなくて、コンテンツ的なモノです。別にブログやめるわけではないのですが、その辺りは次回以降詳しく書きます。MENATONEの「PIG」も売りに出します。そういえばロバート・フリップのインタビューも掲載しなきゃ。その他色々たくらんでいる計画もあるので(気長に)お待ちいただければ、と。TONE BENDERバカにもう少々お付き合いいただければ幸いです。
 

No comments:

Post a Comment