Showing posts with label Cracked. Show all posts
Showing posts with label Cracked. Show all posts

3.04.2026

"Cracked" fuzz with WAH

 


  今回もちょいとした実験的な参考動画を載せてみました。当方が自宅にて(しかもド深夜に)撮影した動画となります。なので画質・音質共にスマホのそれであることをご了承願います。ホントそこは申し訳ないっす。TONE BENDERのみならず、ファズを使う人はワウを同時に踏むという機会も多いと思いますが、その実験サンプルのひとつとお考えください。
 ていうかですね(笑)、ミック・ロンソンのようなギターを弾くならファズとワウは必須。でもそのスペックとか接続順とかは謎も多いし何をどう繋げてもあんなカンジにならねえぞ、ていうことも多いんです。当ブログではそこに関するウンチクも過去大量に書いてきましたけど、その実証動画を載せるのはこれが初になりますね。まあ、そういうサウンドに興味ある方の一助になれば幸いです。

 先に、上掲動画の使用機材を書きます。ギターはTOKAI TALBO(笑)、でもピックアップは60年代後半のT-TOP PAFのクローン・ハムバッカーを載せてます。アンプはTRACE ELLIOTのVELOCETTE。17Wなのに音死ぬほどデカい。しかも1VOLなので、このアンプだけで歪ませるなんて無理、深夜なら絶対に無理、ていうアンプです。VOLツマミは1か2くらい。ブライト・スイッチはオフにしてます。
 ワウはMADE IN USA期のVOX V847。ただし中身はちょっと改造してます(後述)。そしてファズは当ブログ・オリジナルの“CRACKED”。接続順は、ギター → ワウ → ファズ → アンプ。これだけです。

 動画では、ファズは常時オンにしています。バッキング時には右側のスイッチを入れてINPUTを下げ、ソロになる直前にここをオフ(=フル状態)に。動画でもわかると思いますが、ファズのツマミのセッティングは下の画像のようなカンジ。一番左の「マスター」のツマミが9時より前、つまりかなり小さな音量で録音しているのがわかると思います(だって真夜中だし)。だからスイッチ踏む音とかピッキングする生音がカシャカシャと五月蝿い音声になってしまって、そこはホント申し訳ないんですが。そしてソロでワウをオンにして、少しカカト側へと戻しています。体感では、だいたい40%くらい戻しています。

 別になんてことはないワウ&ファズの音、と感じる方も多いかもしれません。でもミック・ロンソン・サウンドを追求する場合、やっぱり接続順はワウが先だと思うんですよ。音だけで判断すると。世界中のいろんな方がロンソン・サウンドのデモンストレーション動画をアップされていますけど、いつも音違うなーと思ってたんです。

 一般的にワウが先だと、こんな風にワウがかかりません(それはTONE BENDER MK1でもFUZZ FACEでも一緒)。それに加えて、ワウが通常回路のままだと、たとえワウをオフにしててもファズの音がこんな風にならないんです。それがワウとファズのインピーダンスのミスマッチ問題、てやつです。

 それを回避するために。①ワウはトゥルーバイパスにする ②ファズは“CRACKED”を使う というのが今回のデモ動画の主旨です。ワウをトゥルーバイパスにすることで、ミスマッチ問題が回避され、“CRACKED”の右側のスイッチが(ワウを挟まない時と同様に)使えるわけです。

 今なら最初からトゥルー・バイパス仕様になっているワウ製品も沢山ありますし、モディファイするとしても敷居は低いと思います。当方が使ったワウは、ついでにインダクタもHaloのものに変えてしまっていますが、正直インダクタの種類は(数値が一緒のものであれば)Faselだろうがなんだろうがあまり効果やサウンドに関係ないと思います。それにワウをカコカコと可変するわけでもないので、ワウの中のポットも普通のもので十分かと。そしてもちろんバッファーなんていらねえな、と。

 かなーりミック・ロンソンぽい音になったと思います。少なくとも今Youtubeに上がってるいろんな人のデモ動画よりはかなり近いかと(笑)。
 ちなみに余談となりますが、ミック・ロンソン本人のワウがトゥルーバイパスだったかどうかは分かっていません(多分なってないと思う)。それと、上記動画は「Suffragette City」のスタジオ録音版に合わせて音作りしてますが、実はミック・ロンソンはライヴで「Suffragette City」を演奏するとき、いつもワウ使わないんですよね(笑)。なんだよー、ワウ踏めよロンソン。

 というわけで、もしロンソンのようなプレイやサウンドを目指してる方はぜひ“CRACKED”をお試しいただければと。あとワウはトゥルーバイパスにしましょう、という提案でした。 (この項続く)


 このファズ「Cracked」(初回限定生産、色は白のみ、赤青のイナズマ・バッジが付いたもの)は、当ブログを通じてのみの販売となります。同時に、従来の「Buzz The Fuzz Original Fuzz」(黒い星のバッジのもの/筐体の色は白か黒の2種あります)も販売中です。いずれも在庫がなくなり次第販売は終了します。
 価格はいずれも1ケ 50000円 となります。発送はヤマトの着払いを利用します。もしこのファズをご希望の方がいらっしゃれば、こちらまで直接メールにてお問い合わせいただければと思います(ただし勝手ながら匿名でのメール/ご質問には基本的にお答えしていません。お名前の記載をよろしくお願いします。

 また、このファズの保証に関して。
●「手作り」=文字通り全てハンドメイドで製作されたペダルです。出荷当初から個々に微細な傷等がついている場合もありますが、外観に関しては一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●全て正常に動作することを出荷直前に確認してから発送していますが、上記の通り、古い時代のゲルマニウム・トランジスタを用いた回路であり、1つ1つを手作業で選別・設定して製作されていますので、サウンドに個体差が生じる場合があります。この点に関しても一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●到着後、製品上の不良等トラブルがあった場合は対処します。直接こちらまでご連絡ください。なお、修理保証は「出荷先のお名前」と「シリアルナンバー」が一致したもののみ承ります。転売されたものや他者経由での修理依頼はお断りさせていただきます。この点ご了承ください。

2.17.2026

Buzz The Fuzz "Cracked" - On Sale Now [4]

 


  今回はちょっと面白動画といいますか、実験的な参考動画を載せてみました。ちょっと長い(とは言っても3分強)の動画なので、まあじっくりご覧いただければと思います。これは単純に「越川和磨がROLAND JC-120でこの“CRACKED”を鳴らしてみた」っていうだけの動画なんですが。ご覧いただいてわかる通り“CRACKED”とJC-120だけのセッティングで、他に何も繋いでいません。ギターはこれまで通りGIBSON LES PAUL CUSTOMです。

 今までも“CRACKED”は“なかなか手強い”ファズだ、というようなことを書いてきたんですが、クセの強いJC-120というギター・アンプとこのファズの相性を、手探りで探し回る、という動画になっています。
 もちろんJC-120にもなんら特殊なセッティングを施した訳ではなく、クリーンで鳴らしています(ディストーション・スイッチは使ってません)。つまりアンプのEQと、ギターのボリューム、そして“CRACKED”のセッティングだけでどこまで気持ち良い音が出せるか、を探ってみた、そんな動画になりました。

 素で鳴らすとカッチカチに硬い音のするJC-120ですが、ギシギシと倍音を付加する“CRACKED”をそのまま刺したのでは、ドンシャリ感がモリモリで、まるでヘヴィメタリックな(笑)ズシャーーーーっていう歪みになってしまいます。やはりクリーンではありながら、アンプ側のミッドを上げてやる(=トレブルやベースをカットしてやる)ことでバランスを取った方が使いやすいと思います。

 それから、ギターのボリュームを絞る(=インピーダンスを変える)ことで、このファズ“CRACKED”の歪みを調整し、それでハイの出方をコントロールする、そんな動作もこの動画でご確認いただけると思います。ギターのボリュームって、ボリューム(=音量)を操作するだけじゃないんですよね。ファズをあれこれお試しいただいたギタリストの方ならもうみなさんご承知のことだとは思うんですが。

 それからそれから、動画の1分40秒過ぎ辺りで見えると思うんですが、あのJC-120を使っても(笑)このファズを通せばビッシビシとフィードバックが起こります。JC-120に搭載されてるローランドのオリジナル・スピーカーユニットは(他社のユニットと比べて)とても特殊で「押しの弱い」スピーカーだと個人的に思ってるんです。でもこのファズを通すとヒンヒンとフィードバックを起こします。勿論プレイヤーによってはそれが邪魔だという方もいるとは思うんですが、まるで無鉄砲なギターをギャンギャン鳴らしてた1973年頃のミック・ロンソンを再現したければ、こういう無鉄砲な暴れん坊ファズは必須だな、と(笑)。

 あと、内部のトリムポットに関して簡単に触れておきます。あくまで内部トリムポットは微調整用なので、頻繁にいじくることはお勧めしませんが(トリムポットは構造上それほど強度がなく、また通常のポットほどしっかり固定されてる訳でもないので、簡単に言えば破損しやすい)、それでも使用環境やその日の気温なんかでここをイジりたい時はくると思います。

 画像の向かって左側、インプット・ジャックに近い位置のものは「初段の歪み回路の歪み具合」を調整するものです。このファズは「フルに設定するとほとんどの場合発信する」と書きましたが、実はこのトリムポットを控えめにしてやると、その発信を抑えることができます。でもでも、そうやって発信しない状態にすると、このファズの音カッコワルイんですよ(笑)。それにゲート感も強くなって、バツバツとしたショボいファズの音になります。そこはもうプレイヤーさんのお好みで、探ってみてくださいとしか言えないのですが。

 それから向かって右側、アウトプット・ジャックに近い位置のものは「2段目のファズ回路のバイアス調整」です。以前のモデル「Buzz The Fuzz Original Fuzz」はそれが2つあったのですが、今回はここの回路もリファインし、ここのトリムポットひとつで調整できるようになっています。

 “CRACKED”は出荷時に当方が「これで大丈夫」という位置に個別に設定し動作確認してから出荷しています。ちょっと専門的な調整とはなりますが、もしお手元に届いた後にいじる場合は、上記の点を踏まえていただければ幸いです。 (この項続く)


 このファズ「Cracked」(初回限定生産、色は白のみ、赤青のイナズマ・バッジが付いたもの)は、当ブログを通じてのみの販売となります。同時に、従来の「Buzz The Fuzz Original Fuzz」(黒い星のバッジのもの/筐体の色は白か黒の2種あります)も販売中です。いずれも在庫がなくなり次第販売は終了します。
 価格はいずれも1ケ 50000円 となります。発送はヤマトの着払いを利用します。もしこのファズをご希望の方がいらっしゃれば、こちらまで直接メールにてお問い合わせいただければと思います(ただし勝手ながら匿名でのメール/ご質問には基本的にお答えしていません。お名前の記載をよろしくお願いします。

 また、このファズの保証に関して。
●「手作り」=文字通り全てハンドメイドで製作されたペダルです。出荷当初から個々に微細な傷等がついている場合もありますが、外観に関しては一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●全て正常に動作することを出荷直前に確認してから発送していますが、上記の通り、古い時代のゲルマニウム・トランジスタを用いた回路であり、1つ1つを手作業で選別・設定して製作されていますので、サウンドに個体差が生じる場合があります。この点に関しても一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●到着後、製品上の不良等トラブルがあった場合は対処します。直接こちらまでご連絡ください。なお、修理保証は「出荷先のお名前」と「シリアルナンバー」が一致したもののみ承ります。転売されたものや他者経由での修理依頼はお断りさせていただきます。この点ご了承ください。

2.06.2026

Buzz The Fuzz "Cracked" - On Sale Now [3]

 
サウンド・サンプルの続きをご紹介する前に、一応「Cracked」のコントロールとスイッチをご紹介します。以前も触れた通り、コントロールの仕様は「Buzz The Fuzz Original Fuzz」と同じですが、ご存知ない方もいると思うので、改めて。

①インプット・ゲイン  このファズの構造的に、ギターから信号は直接このツマミのポットを経由します。つまり、ギターのボリューム・ツマミと同等だとお考えください。このポットはその下にある「INPUT」スイッチにてオフ=バイパスできます。バイパスするということはギターの信号がフルでファズ回路に流れることを意味します。
 ファズって「ギターのボリューム絞った方が使える」という経験をお持ちの方も多いと思います。このツマミはまさにそれを再現したもの。ただしそれを再現するには「ギターから直で」このファズに接続する必要があります。

②アジャスト(歪み量)  このファズの歪み度を調整するツマミです。ただし、このファズはあえて極端な歪みを生む回路にしてあります。ここを下げれば歪み量は減りますが、下げ切ってもクリーンになるわけではありません。また、ここをフルにするとほとんどの場合ブーという発信音が出ます。これは故障ではなく、そういう回路にしてあるんです。お使いのギターやアンプ、その他の設定に合わせて、ここで歪み量をアジャストする、とお考えください。

③マスター・ボリューム  このファズは、マスター・ボリュームを9時くらいに設定すると、バイパス音と同じくらいの音量になります。つまり、かなり高出力のファズということになります。使い方に応じて適切な出力レベルを設定してください。

INPUT 前述通り、ここで①のコントロールを経由するかしないかを切り替えます。

ON/OFF このファズはトゥルーバイパスになっています。オフにするとこのファズの機能を一切スルーしたバイパス音となります。

 このファズは①のツマミと②のツマミ、その相互の設定で全体の歪みを設定する、とお考えください(内部のトリムポットの効能に関しては変更を加えましたが、後ほど別項で改めて触れます)。また、使用トランジスタはこちらも60年代イギリスのムラード製ゲルマニウム・トランジスタを3ケ使用しています。

 さて、サンプル動画を新たに3つ用意しました。弾いてる人が誰かはご想像にお任せします(髪の毛でバレバレですが、このファズの回路開発者の方です/俺じゃないよ笑)。この方がデヴィッド・ボウイ/ミック・ロンソンのプレイをギャンギャンに弾く、というだけで、とても心踊るわけです(笑)。使用ギターはオリジナルの(氏が最近カスタムメイドしたというこだわりの)レスポール、アンプはマーシャルBruesBreaker、スピーカーはセレッションのグリーンバックです。「The Jean Genie」を弾いてる方の動画では、ザックザックと刻んだリフを弾いていますが、ブツブツとしてるわけでなく、自然なファズの歪みのままでリフが鳴っていること、それから単音フレーズの直前で①のスイッチを切り替えてロング・サスティーンを生んでることがわかると思います。

 「Starman」のソロを弾いている動画では、まさにロング・サスティーン、つまり音が伸びたその先でもディケイ=音量が減ることがあまりないことが確認できると思います。それは次の動画(「Hang On To Yourself」)でも同様に確認できると思いますが、やっぱミック・ロンソンの「ロング・サスティーン」を再現するには、やはりこういうサスティーンが目一杯伸びるファズが必須だな、と。すぐ音が減衰してしまうファズだとこういうカンジにならないんですよね。

 こんな見た目のファズですけど、別にミック・ロンソンの音だけ出るファズってわけじゃないんですよ(笑)。前回の「Buzz The Fuzz Original Fuzz」もそうですけど、めちゃ使い勝手を考えて作ってあります。確かにこの「Cracked」は設定によって発信するほど、ある意味極端に破綻したファズでもありますけど、実はロング・サスティーンだけが売りではなく、小気味良いクランチとかバッキングのリフでも使えるファズです。「ファズ」をうたったエフェクターで、そこまでイケるペダルってなかなかないですよね。

 この他にもトランジスタ・アンプでの使用例とか、他のアンプでの使用例も動画をご紹介するつもりですので、引き続きチェックしていただければ幸いです。 (この項続く)


 このファズ「Cracked」(初回限定生産、色は白のみ、赤青のイナズマ・バッジが付いたもの)は、当ブログを通じてのみの販売となります。同時に、従来の「Buzz The Fuzz Original Fuzz」(黒い星のバッジのもの/筐体の色は白か黒の2種あります)も販売中です。いずれも在庫がなくなり次第販売は終了します。
 価格はいずれも1ケ 50000円 となります。発送はヤマトの着払いを利用します。もしこのファズをご希望の方がいらっしゃれば、こちらまで直接メールにてお問い合わせいただければと思います(ただし勝手ながら匿名でのメール/ご質問には基本的にお答えしていません。お名前の記載をよろしくお願いします。

 また、このファズの保証に関して。
●「手作り」=文字通り全てハンドメイドで製作されたペダルです。出荷当初から個々に微細な傷等がついている場合もありますが、外観に関しては一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●全て正常に動作することを出荷直前に確認してから発送していますが、上記の通り、古い時代のゲルマニウム・トランジスタを用いた回路であり、1つ1つを手作業で選別・設定して製作されていますので、サウンドに個体差が生じる場合があります。この点に関しても一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●到着後、製品上の不良等トラブルがあった場合は対処します。直接こちらまでご連絡ください。なお、修理保証は「出荷先のお名前」と「シリアルナンバー」が一致したもののみ承ります。転売されたものや他者経由での修理依頼はお断りさせていただきます。この点ご了承ください。

1.30.2026

Buzz The Fuzz "Cracked" - On Sale Now [2]

 

では「Cracked」のサンプル動画をいくつか。上の動画は、まあ参考までに、というものですけど、当方個人はこの「The Prettiest Star」のイントロの音が欲しくてこのファズを考えたに等しいです(笑)。自分が中学生の頃から聴き倒してきた同曲ですが、イントロのギターの音は、なんか「エレキギターらしい音」には思えなかったんですよね、当時。イントロもそうだし、後ろでグワワワワと鳴ってるCの和音までそう思ってたんですよ。イメージの問題ですけど。

 もちろん本物(当時のミック・ロンソン)はTone Bender MK1を使ってこんな音出してたはずなのに、実際のMK1の音よりもカーンと突き抜けてトレブリー。それが欲しかったので、そんな音を目指してみました。

 以前出した「Buzz The Fuzz Original Fuzz」の回路は、2段階の歪み段がある、と以前も書きましたが、今回もそれは同様です。ただし、より歪むように、そしてトレブルがハッキリと出るように、初段の歪み回路を前とは全く別のものにしました。外見ではわからないし、トランジスタも前回のものと同じ英国製ムラードのゲルマニウム・トランジスタを使っていますが、改訂版といえど回路は全く違うものになってます。

 ところで完全な余談を挟むんですが、デヴィッド・ボウイのアルバム『Aladdin Sane』には「Cracked Actor」ていう曲があって、今回のファズはそこから名前を引用したわけですけど(もうバッジのデザインでバレバレですが。笑)、その曲って「気のふれた男優」っていう邦題がつけられてたんですよ。ちょっと今のご時世ならポリコレ的に弾かれるような日本語を使ってたわけですけど(笑)、それも含めて今回のファズにちょうど良いな、と思った次第でして。ボウイもミック・ロンソンも含めて、当時の人は(今の常識から比べたら)みんなブッ飛んでますよね。ギターの音ひとつ取ってもそう。そこには最大の敬意を表したいわけです(笑)

 閑話休題。では次のサンプル動画。ギターはGibson Les Paul Custom、アンプはマーシャルBluesbreakerで、アンプは冒頭で聴けるようにクリーン設定にしています。アンプの回路は無改造、スピーカーはセレッションのグリーンバックです。0:19くらいまでは完全にギターとアンプだけの、素の音。で、「Cracked」をオンにするとこんだけドギャーンと歪むよ、っていうサンプルです。

 そして続けてのサンプル動画。ギターやアンプの環境はそのままで、こちらはファズをオンの状態で、あえて演奏途中にギターのボリュームを徐々に可変させてみました。動画の0:55くらいから音がクリーンになりますが、これはファズをオフにしたのではなく、ギターのボリュームを絞って作ったクリーンです。前回のポストで「今回の『Cracked』では完全なクリーンにはならない」と書きましたけど、このくらいまではクリーンにもなります。また(フレーズによっては)ファズの歪みをフルにするよりも、ギターのVOLを少し絞った方がヌケもよくなる、っていう点をご確認いただけるのではないかと思います。

 これらのサンプル動画は、いずれもレスポール・カスタムとマーシャルで録音したものですが、前回も書いたように今回のファズはハムバッカー・ピックアップでこういう音が出るようにしてあります。じゃあストラトやテレキャスのシングルコイルだとキンキンで使い物にならないかというとそんなこともなくて、ギターやアンプのセッティングだけで普通に使えるファズになってます。

 「Cracked」のサンプル動画はまだまだ用意してあります(笑)。また、以前の「Buzz The Fuzz Original Fuzz」との比較動画なんかもこれから用意しようかなと考えてます(まだ撮ってない)。各コントロールの機能、各スイッチの機能、セッティングなんかも動画で紹介できればと考えていますので、引き続き当ブログをチェックしていただければと思います。 (この項続く)


 このファズ「Cracked」(初回限定生産、色は白のみ、赤青のイナズマ・バッジが付いたもの)は、当ブログを通じてのみの販売となります。同時に、従来の「Buzz The Fuzz Original Fuzz」(黒い星のバッジのもの/筐体の色は白か黒の2種あります)も販売中です。いずれも在庫がなくなり次第販売は終了します。
 価格はいずれも1ケ 50000円 となります。発送はヤマトの着払いを利用します。もしこのファズをご希望の方がいらっしゃれば、こちらまで直接メールにてお問い合わせいただければと思います(ただし勝手ながら匿名でのメール/ご質問には基本的にお答えしていません。お名前の記載をよろしくお願いします。

 また、このファズの保証に関して。
●「手作り」=文字通り全てハンドメイドで製作されたペダルです。出荷当初から個々に微細な傷等がついている場合もありますが、外観に関しては一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●全て正常に動作することを出荷直前に確認してから発送していますが、上記の通り、古い時代のゲルマニウム・トランジスタを用いた回路であり、1つ1つを手作業で選別・設定して製作されていますので、サウンドに個体差が生じる場合があります。この点に関しても一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●到着後、製品上の不良等トラブルがあった場合は対処します。直接こちらまでご連絡ください。なお、修理保証は「出荷先のお名前」と「シリアルナンバー」が一致したもののみ承ります。転売されたものや他者経由での修理依頼はお断りさせていただきます。この点ご了承ください。

1.23.2026

Buzz The Fuzz "Cracked" - On Sale Now

 

当ブログ、Buzz The Fuzzのオリジナル・ファズの新作です。「Cracked」と名付けました。とても凶暴です。だから「Cracked(=気のふれた)」なんです(笑)。細かな違いや音/動作の詳細は次回以降のポストに詳しく書きますが、今回はそのイントロとでも思っていただければ幸いです。

 新作「Cracked」は、以前出したBuzz The Fuzzオリジナル・ファズの改訂版というか、モディファイ版という位置付けになります。基本的な構成、コントロール、スイッチの機能、使用トランジスタなどは従来のものを踏襲してます。ただし音は結構違います。使い勝手も異なります。
 割と万能的に使い勝手を極めようと考えた前回のファズに比べて、今回の「Cracked」はある部分に特化しています。ある部分とは、一言で言えば「ミック・ロンソン的な凶暴なファズ」の音です(笑)。超ロング・サスティーン、容易くフィードバックしてしまうほどの激歪み、ミック・ロンソンのファズのようなブッツブレ感、そしてハムバッカーを使用してもダークにならないハイミッドよりの歪み、という部分に特化させてみました。

 逆に、汎用性をある程度無視したため、ワガママな面もあります(笑)。とても歪みやすいために、ギターのボリュームや本機のコントロールを頑張っていじっても、キラ〜ンとしためちゃ綺麗なクリーンが出せません(註:もちろん本機もギターのボリュームにとても敏感に反応します。クリーンも出せますが「めちゃ綺麗なクリーン」ではない、という意味です。後ほど別途動画にて解説します)。それから、このファズの歪み量を調整する真ん中のツマミをフルにすると、ほぼ必ず「発信」します。これは回路の不良ではなくて、あえてこういう位置で動作するように作っているのです。発信音を嬉しがる人はいないと思うんですが、発信しない位置で好きな歪みを得られる箇所を各々探すということになります。

 何度も触れてきたように、現存する機材では再現不可能な、ミック・ロンソン的/70年代グラム・ロック的な歪み。とにかくあの時代のあの音を再現しようとしてみました。上のサンプル動画でも、一瞬にしてフィードバック起こす様や、ロング・サスティーンの具合を確認していただけると思います。

 そしてなんと言っても、今回のファズも回路設計と製作を担当したのはアキマツネオ氏(元マルコシアス・ヴァンプ/現Rama Amoeba/Akima & Neos)です。動画のデモンストレーターは越川和磨氏(元・毛皮のマリーズ)です。ええ、とっても贅沢な製作環境で作らせてもらいました。

 ただし今回の「Cracked」は初回限定生産となります。すでに初回生産分が手元に納品されていて、よほどのことがない限り追加生産しません。その点はあらかじめご了承ください。とは言えまだ動画も上の1つしか公開してないので、あんまりピンとこないとは思うんです。次回以降詳細を書いていくつもりなので、それを参照の上ご検討いただければ幸いです。 (この項続く)


 そして只今より「Cracked」の販売を開始します。 「Cracked」は筐体の色は白のみ、赤青のイナズマ・バッジが付いたもの。また同時に、従来の「Buzz The Fuzz Original Fuzz」(黒い星のバッジのもの/筐体の色は白か黒の2種あります)も販売します。いずれも沢山あるわけではないので、これはっ!と閃いた方は、お早めに。

 このファズの販売は、当ブログを通じてのみとなります。直販価格はいずれも1ケ 50000円 となります。発送はヤマトの着払いを利用します。もしこのファズをご希望の方がいらっしゃれば、こちらまで直接メールにてお問い合わせいただければと思います(ただし勝手ながら匿名でのメール/ご質問には基本的にお答えしていません。お名前の記載をよろしくお願いします。

 また、このファズの保証に関して。
●「手作り」=文字通り全てハンドメイドで製作されたペダルです。出荷当初から個々に微細な傷等がついている場合もありますが、外観に関しては一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●全て正常に動作することを出荷直前に確認してから発送していますが、上記の通り、古い時代のゲルマニウム・トランジスタを用いた回路であり、1つ1つを手作業で選別・設定して製作されていますので、サウンドに個体差が生じる場合があります。この点に関しても一切のクレームを承れません。ご理解願います。
●到着後、製品上の不良等トラブルがあった場合は対処します。直接こちらまでご連絡ください。なお、修理保証は「出荷先のお名前」と「シリアルナンバー」が一致したもののみ承ります。転売されたものや他者経由での修理依頼はお断りさせていただきます。この点ご了承ください。